ISBN:4103568046 単行本 妹尾 河童 新潮社 1997/08 ¥1,890

新潮文庫の例のフェアで、マグカップが欲しくなったので
家にある新潮文庫をあさってみました。
ちゃんと応募マークのあるのは8冊だけだった…。
中学あたりで星新一や筒井康隆を収集していたので
数だけなら50冊以上あったんだけど…古くて…。

それで出てきた本の1冊がこちら。
もちろんマークなんてないよ。昭和57年発行だから。

この本好き。
いわゆる「外国って凄!日本とちがーう!」
という本なんだけど、なにしろ全文手書き・精密できれいなイラスト(というかそのまま舞台デザインみたい)・読みやすく面白い文章…ときたもんには、いや、というか河童!お前が凄いよ!と思うに違い無い。
この本のヨーロッパは、1971年のヨーロッパなので、
もはやこれが現実ではないと思うので、
やっぱり河童すげー視点で読むのがよいと思う。

おすすめは世界の車掌さんスケッチ。
お気に入りはポルトガルの車掌さんかなー。制服が素敵。
ホテルの部屋の俯瞰図はなんというか才能ー!ってかんじ。
見もしないのに上から正確に描けるのふしぎですよね。
空間把握能力皆無の人間から見ると魔法に近い。ほんと。

旅行嫌いなのに旅行記は大好きだった。
そしてどうやら旅行も好きらしいと最近気付いたのですが。
とにかく両親が徹底して出かけない人たちだったから
ついうっかり自分も旅行嫌いだと思い込んでたようです。
(不規則な仕事・貧乏・田舎がないから帰省もない、の三拍子だとどこにも行かなくなるのも道理なんだけど)
旅行記系マンガもすきー!
今我が家で「トルコで私も考えた」というトルコ紹介マンガが流行。
普段、マンガなんて読まない母がハマッタ。トルコ行きたいとか言出したりするんだろか…わくわく…。

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